• クリティカルチェーン TOCによるプロジェクト・マネジメント
ガウディ作 カサ・ミラ(バルセロナ スペイン)

第9回 日本ほど素晴らしい国は無い(その1)

日本絶賛派である筆者の前置き 日本ほど社会が安定している先進国は他に無いと、筆者はいつも感じており日本絶賛と日本びいきでは誰にも負けないと思っている。絶賛するものは数多いが、その対極に「最悪」というものも必ずある。絶賛派 …

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カルーガ駅 駅舎(カルーガ州 ロシア)

私の失敗学 評価で思うこと(その3)

4.5 対 2.1 使う立場 = システムを実務で使うエンドユーザー(対象ユーザー)の評価で 「Aシステムは4.5点と高評価」「Bシステムは2.1点と低評価」 この結果は、私にはショックでした。A、Bシステム共に従来から …

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アランフェスの王宮 スペイン

第8回 地が出る コロナ禍の効用

コロナ禍の脅威を我われ日本人が身近に感じたのは、発生源の武漢からの情報よりも本年2月横浜港に停泊したクルーズ船内の集団感染だったと筆者は思っている。連日、状況が報道された。乗客の方々が電話連絡もできず、「常時服用するクス …

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日本艦隊(イメージ ウイキペディアから)

第7回 「全員交代」人心を刷新する信賞必罰のマネジメント

歴史小説「坂の上の雲」(司馬遼太郎)については、前回「出口戦略を成功させた戦い」で紹介した。筆者は二冊の著書で、小説中のエピソードから現代のマネジメントに役立つポイントを抽出した。今回は、日露戦争における黄海海戦での信賞 …

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オレンブルグ(州都 ロシア)

私の失敗学 評価で思うこと(その2)

評価の三つの視点 前回お伝えしたシステムを評価する 三つの視点について紹介します。 1.依頼する立場 = ビジネスオーナー(システム開発の依頼部門)2.つくる立場 = システムオーナー(システム開発の担当部門)3.使う立 …

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日露講和会議 1905年 ポーツマス 米国(写真はウイキペディアから)

第6回 出口戦略を成功させた戦い

コロナ禍による自粛が続いている。「出口戦略をどうする」といった発言をしばしば聞くようになった。もともとこれは軍事用語だが、コロナとの戦い、コロナに勝つなどの言葉が飛び交っているのでこれが使われるようになったのだろう。出口 …

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城壁(パンプローナ スペイン)

第5回 戦時のリーダーを守り立てる

守り立てる(もりたてる)・・励まし育てる 数年前、海上自衛隊の補給艦を見学したことがある。海上勤務では今日が何曜日かわからなくなることがあるらしい。自粛の暮らしでも毎日自宅にいて同じことを体験するが、海上勤務での対策は金 …

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ロシア講演(アルハンゲリスク)

私の失敗学 評価で思うこと(その1)

はじめに 私は、情報システム部門で大小のシステム開発に従事してきました。 1台のパソコン上だけで稼働するEXCEL、マクロからイーターネットブラウザ上で稼働するWEBシステム、メインフレーム上で稼働するオンラインシステム …

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建築工事中のサグラダファミリア(バルセロナ スペイン)

第3回 戦時のリーダーと平時のリーダー

いま我われはコロナ禍の渦中にある。よく「コロナとの戦い」「コロナに勝つ」と言われる。戦いや 勝つと言うのだから、これはコロナ戦争である。コロナという見えない敵と戦っている我われは戦争中なのである。いまは戦時である。 とこ …

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難局を乗り切るために~冷静な判断に役立てる(全体観その2)

全体観をもつことは、ビジネスだけでなく日常生活を含め人生全般に役立つ。 前回、リーダーに必須の三つのスキルのうち、そのひとつがコンセプチュアル・スキル(全体観をもつこと)であることを述べた。 いま、世界のすべての国が新型 …

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