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エルミタージュ美術館

サンクトペテルブルクでエルミタージュ美術館に入った。女帝エカチェリーナ2世が収集し、眺めて心を癒したというコレクション。ルノアール、セザンヌ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、マティスなどがある。
私のお気に入り、クロード・モネの “Woman in the garden”もある。いまでもカレンダーから外して部屋で眺めている。

印象派の絵は別館にある。この美術館には素晴らしいものが多く、さすがに世界三大美術館のひとつとも思うが、残念ながら光の配置がよろしくない。館内で写真を撮ろうにも、絵の真正面では窓からの外光が反射してうまく撮れない。なんとか「庭の女」と私とが一緒できた一枚。展示場を管理する細かなところには手が届いていないようだ。

いっぽう、フロントには巨大なクロークがある。これには感心した。ここが満杯になるほど大勢の市民がやってきたのだろう。当時のロシア市民はフランス美術品、フランス文化に対して相当な興味をもっていたようだ。

写真:モネ画「庭の女」の前の私。外光の反射を避けて斜めから撮影してもらった。 


奥海 邦昭
株式会社ロゴ 副社長